ホストとして働くにあたり、誰もが体験入店を経験しています。
しかし多くの人にとって、夜の世界は謎に包まれた部分が多いもの。
気軽に質問できる相手もなかなかいませんよね。
今回は、ホストの体験入店に興味を持っている人、不安を感じている人のために、体験入店の流れやコツを徹底解説します。
「ホストの体験入店に行ってみたいけれど、どんな感じなのか知りたい」
「ホストの体験入店に申し込んだけれど、急に不安になってきた」
「憧れの店に確実に採用されるためにできることを知りたい」
このように考えている人必見です。
ホストの体験入店って何?どんなことするの?
ホストの体験入店とは、その名の通りホストクラブへの入店を体験して、実際に働いた時の感覚をつかむためのものです。
体験入店することで店の雰囲気を知り、自分に合うかどうか検討します。
内容は、ホストの仕事をそのまま体験するだけ。
お酒を作ったり、お客様とお話ししたりします。
面接と体験入店がセットになっている場合と、面接の後日に体験入店する場合との2パターンがあります。
面接と体験入店はどう違う?
「体験入店」と「面接」は、似たような意味で使われることが多く、混乱してしまいますよね。
しかし、体験はあくまでも体験。面接は面接です。
面接は、お店のスタッフと話をします。
面接といっても、企業への就活のように「最近気になったニュースを教えてください」「あなたがわが社に貢献できることは?」など堅苦しい質問をされることはありません。
- どのくらい出勤できるのか
- お酒は強いか
- どこに住んでいるのか
などを聞かれることが多く、普通の会話感覚で答えられるものばかりです。
給料システムやお店のルールなどの説明を受けて、両者が合意したら体験入店となるパターンが一般的です。
ホストの体験入店ではいくらくらいもらえるのか
ホストクラブの体験入店では、お金をもらえます。
入店をするかしないかにかかわらず、決まった額を受け取ることができますよ。
ほとんどのお店で、面接~体験入店が全て終了した時点で支払われます。
体験入店の報酬の相場ですが、だいたい日当1万円です。
売り上げた額に応じて報酬が変動する歩合制を採用している店もあります。
ホストの体験入店って怖くない?
ホスト未経験だと「体験入店が怖い」と感じる人もいるかもしれません。
これまで知らなかった世界に足を踏み入れるのですから当然です。
「怖い人がいたらどうしよう」
「騙されたらどうしよう」
「うまくできなかったらどうしよう」
など「怖い」と一言でいっても色々な感情がありますよね。
しかし、このような心配は無用です。
ドラマやマンガで描写される怖いシーンは、かなり誇張されています。
実際には親切な人ばかりで、拍子抜けすることが多いんですよ。
お客様の席に着く場合も、スタッフが優しい先輩を同席させてくれるから大丈夫です。
緊張するのは仕方ありませんが、心配せず体験入店にチャレンジしてください。
体験入店当日のスケジュール
体験入店当日の流れを頭に入れておくと安心です。
お店によって違うので一概には言えませんが、基本をイメージしておくとやりやすくなるでしょう。
1.挨拶
まずは担当者と軽く挨拶をします。
お互いに簡単な自己紹介をして、雑談を楽しみましょう。
2.身分証明書や履歴書の確認
お店側は18歳以下の人を働かせるわけにいきません。
身分証明書を提示して、年齢確認してもらいましょう。
場合によっては履歴書を見られることもあります。
履歴書の内容で落ちることはまずありませんので、安心してください。
3.面接
面接と言っても堅苦しいものではありません。
ホストとして働く際の希望や、なぜホストをやるのかなどを聞かれます。
受け答えの仕方や表情で、ホストとしての素質を判断されますので、よい印象を与えられるように頑張りましょう。
4.店についての説明を受ける
店のシステムの説明を受けます。
- どのようなコンセプトの店なのか
- どのようなお客様が来店するのか
- 料金システムはどうなっているのか
- ホストの給料体制はどうなっているのか
などを話してもらえるでしょう。
自分に合っているかどうか判断し、両者が合意した上で接客体験をするかどうか決めます。
5.接客指導
接客体験することが決まったら、お酒の作り方や席に着く際の決まりなどを教わりましょう。
完璧に覚える必要はありません。
必ず先輩ホストが一緒に着いてくれるので、ある程度理解できれば十分です。
6.接客体験
いよいよ実際にお客様を接客します。
接客といっても、先輩ホストのヘルプ(手伝い)をするだけなので、気負わなくて大丈夫。
お客様と一緒にお酒を飲んでおしゃべりすれば十分です。
うまくできなかったからといって、失敗を責められることはありません。
7.給料受け取り
接客お疲れ様でした!
給料を受け取って、体験入店は終了です。
この時にその店で働くかどうか、意思を伝えます。
「他の店も見てみたい」と思った場合、正直に伝えてOKです。
後日連絡すれば快く受け入れてくれますよ。
ホストの体験入店の準備
ホストの体験入店の日程が決まったら、準備は万全にしていきたいですよね。
いい体験入店にするために、事前にできることをご紹介します。
必要な持ち物をチェックする
ホストの体験入店に必ず必要なものは、身分証明書です。
法律上18歳以上でないと働けないため、提示が必須になっています。
運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど、顔つきの身分証明書がおすすめです。
他に必要なものは、お店に連絡した時に教えてもらえます。
- 履歴書
- スーツ
- 革靴
など、持ってくるように言われたものがあれば忘れないよう準備していきましょう。
面接で聞かれそうなことの答えを考えておく
ホストの面接は、企業の面接のように難しいものではありません。
しかし、緊張してうまく答えられず、オドオドしてしまうのは避けたいですよね。
ホストの面接でよく聞かれることをまとめましたので、参考にしてください。
- 「お酒は強いですか?」
- 「どうしてホストをやろうと思ったのですか?」
- 「どうしてこの店で働こうと思ったのですか?
- 「ホストとしていかせそうな自分の長所はなんですか?」
髪型を整える
体験入店であっても、髪型を整えてから行くのがおすすめです。
やる気をアピールできますし、自分の気持ちも上がります。
ホストクラブがあるような繁華街には、夜職向けの美容室がたくさんあります。
体験入店の前に自分で予約して、髪型を整えてもらいましょう。
お店によっては、店内でヘアメイクをしてもらえることもあります。
事前に担当者に確認しておくといいでしょう。
これからホストを始める人に必須のアイテム
体験入店を控えているあなたは、これから始まる新しい生活に大きな希望を抱いているでしょう。
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本気でホストをやるなら「顧客管理」が欠かせません。
プロ意識を持って、お客様の情報を管理したり、自分の接客を振り返ったりする必要があります。
ノートや手帳を使う時代もありましたが、テクノロジーが発達した現代にこんなやり方はナンセンス。
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